制限事項

  2023-06-14


kintone REST APIの制限 により、現在把握されている制限事項とその回避手順は、以下のとおりです。

gusukuでのアプリ配布に関する制約

(2021年3月現在)

  • 配布先に同一の組織、グループ、ユーザーがいることが前提となります。
  • kintoneの仕様の制限により全てが配布可能なわけではないことにご注意ください。下記の配布対象と、配布対象外の項目をご確認ください。
  • アプリに格納しているデータに関してはバックアップ機能を併用して下さい。
  • 各レコードごとのコメントに関してはバックアップ対象外となります。
  • 「JavaScript / CSSでカスタマイズ」で利用されているファイルが5MBを超えているkintoneアプリは、取り込みが出来ません。
  • 弊社ブログ:【gusukuでアプリを上手く配布する方法:基本編】も合わせてご確認ください。

配布対象

  • フォームのレイアウト

  • 作成済みの一覧

  • 作成済のグラフ (*注1)

  • 設定

    • 一般設定
      • アイコンと説明
      • デザインテーマ
      • プロセス管理 (*注2)
    • アクセス権 (*注3)
      • アプリ / レコード / フィールド
    • カスタマイズ/サービス連携
      • JavaScript / CSS
    • 通知 (*注4)
      • アプリ / レコード / リマインダー
    • アクション (*注5)
  • (*注1) 2021年2月25日以降にgusuku Deploitに取り込まれたアプリが対象で、アプリ配布時、「グラフの設定を配布する」にチェックが必要

    • 「グラフの設定を配布する」をチェックしてグラフを配布する場合、グラフの名前が変更されていると配布先グラフの定期レポートは削除されます。
  • (*注2) アプリ配布時、「プロセス管理の設定を配布する」にチェックが必要

  • (*注3) アプリ配布時、「アクセス権の配布を試みる」にチェックが必要

  • (*注4) 2021年1月10日以降にgusuku Deploitに取り込まれたアプリが対象で、アプリ配布時、「通知の設定を配布する」にチェックが必要

  • (*注5) 2021年3月25日以降にgusuku Deploitに取り込まれたアプリが対象で、アプリ配布時、「アプリアクションの設定を配布する」にチェックが必要


配布対象外

  • 設定
    • カスタマイズ/サービス連携

      • プラグイン
      • APIトークン
      • Webhook
    • その他の設定

      • カテゴリー
      • 言語ごとの名称
      • レコードのタイトル
      • 高度な設定
      • レコード一覧の各フィールドの列幅
      • 「絞り込み」のドロップダウンのフィールド順序 (サイボウズ様の解説をご確認下さい

バックアップ・リストアに関する制約

  • 各レコードごとのコメントに関してはバックアップ対象外となります。

次のフィールドは、バックアップのみ出来ますが、リストアが出来ません。

  • レコード番号
  • レコードID
  • リビジョン
  • カテゴリー
  • ステータス
  • 作業者

ルックアップフィールドについて

  • リストアする際、「コピー元のフィールド」に指定したフィールドの設定で「値の重複を禁止する」を選択しておく必要があります。
  • ルックアップによって値がコピーされたフィールドについては、リストア時に再取得されるので、バックアップした際の値とは変わる可能性があります。

計算フィールドと自動計算が設定されたフィールドについて

リストアされたデータによって再計算されますので、kintoneの設定によって値が変わる可能性があります。

リストア先に存在しないユーザーが作成したデータについて

リストア先には、同一の組織、グループ、ユーザーが存在することが前提となります。 現在のところ、ユーザーが存在しないもしくは停止されている場合リストアすることは出来ません。


プロセス管理が有効なkintoneアプリについて

2017年8月のリリースよりサポートされました。

プラグインを含むkintoneアプリについて

プラグインを含むkintoneアプリケーションを配布した場合、プラグインは同時には配布されません。別途プラグインの追加を実行して頂く必要があります。

すでに同じプラグインが追加されている環境に対して初めてアプリを配布した場合、アプリの設定画面で該当のプラグインを利用するかどうかのチェックボックスが表示されますので、チェックを付けてください。

いずれのケースでも、プラグインの設定情報は配布されませんので、再度設定して頂く必要があります。